東南アジアにおいて2022年どの程度新型コロナウイルスの影響から復活していくのか



さて、昨年に始まったCOVID-19の影響で東南アジアにおいて多くの企業が撤退したり計画がうまく進まなかったりしている状態にあると思います。そんな中で、現時点で分かっている情報からどういったことが予想されるかという点を書いていきたいと思います。

まずはCenter for strategic and international studies からの現時点のデータを引用します。こちらによると8月1日現在多くの国において死者の数は増加傾向にあり去年から見ても一番悪い状態にあります。正直今年中の自由な渡航は相当難しいと予想されます。では、2022年はどうなっているのかが今回の主要な話題です。

The Straits Timesが7月に記事をまとめていて、このままのスピードでワクチンが提供され打たれたと仮定した場合に75%の人口をカバーするまでどれくらいかかるかと書いています。著作権の問題があるので直接画像を貼る事は難しいのですが、こちらの真ん中辺りにあるテーブルが良くできているので、こちらを元に予想をしてみると良いかと思います。大きな前提として置くのは
  • ワクチンはどの会社のものであっても75%人口をカバーすれば有効である
  • デルタ株等にもワクチンは有効性が担保される
  • ワクチンが広がって、それから国が開けていき、経済が発達していく
となります。逆に注意しないといけない点としては
  • ワクチンの有効性が想定より低いもしくは新しい変異株が出てくる
  • 特定の会社のワクチンは有効性が担保されるものの他のワクチンは有効性が低い
  • 国がワクチンが十分普及しなかったとしても犠牲を払って経済を優先する
という点もあり得る事です。
上記の前提を置くと、シンガポール、マレーシアにおいては比較的早くワクチンの普及が進むため来年以降は比較的元通りの生活に戻っていく事が予想されます。ただ、タイ、インドネシアは来年中旬まで、フィリピン、ベトナムにおいてはより長期間必要になってくるため国がそこまで待てるのかという問題が現実的になってくるでしょう。

と色々と書いたものの、ビジネスの意思決定としては東南アジアにおいては来年投資を再開する準備をするくらいのつもりで今年動き始めても良いタイミングなんじゃないかなと思います。

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